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有松絞(ありまつしぼり)
*解説:
有松地方(現在の名古屋市緑区有松町)で産出される木綿絞りをいう。一六一〇(慶長十五)年、名古屋城築城の際、工事にきていた豊後の人達の着ていた絞り染めをまねて、有松の竹田庄九郎が木綿を使ってつくったのが始まり。その後、江戸時代を通して尾張藩の保護と東海道の街道筋であることも幸いし、*鳴海(なるみ)絞とともに全国に知られ、木綿絞りの生産のほとんどを占めた。現在では、一〇〇種類をこえて浴衣などで代表される、縫絞り、巻絞り、鹿の子、筋絞り、板締め嵐絞りなどがある。